現代の建築物には、さまざまな素材や工法が使われています。本科では、木造、鉄骨、鉄筋コンクリートといった各種構造や工法を、講義と実験を交えながら修得。一般の住宅から大型マンションや商業施設まで、幅広くカバーできる力を養います。
「建築計画」や「建築設計」では、実際に建築士が行うプロセスに沿った、実務対応の実習で実力をアップ。また、積算などの工事費用の算出方法も具体的に学習し、現場で役立つ実践力を修得。対応能力を高め、業界ニーズに対応できる建築士を育てるのが狙いです。
建築に必要な設計図は、各プロセスによって内容が異なります。本コースでは、計画段階での建築物の基本構想をまとめた基本設計図、工事に使用される実施設計図、さらに建築現場で必要となる施工図まで、すべての段階に対応。それぞれの製図方法を実践的に学びます。

建築分野で働く際に必要となるのが、さまざまな資格です。主要な資格は本学科を卒業することで受験資格を得ることができます。学科共通の「建築士講座」や本科独自の「建築施工管理技士講座」などでは、きめ細やかな試験対策を実施。学科や設計製図など、試験内容を想定した授業で、高い合格率を堅持しています。
2級建築施工技術検定学科試験の合格率は65%(平成21年度)

建築工事の際に最も重要なのが、設計図に沿って工事が行われること。これをチェックするのが工事管理業務です。本科ではそうした管理業務にも対応できる人材を育成していきます。授業では、設計図どおりに現場で施工するための知識・技術をマスター。安全で信頼される建物づくりへの意識も高めます。
将来の活躍の場は、建築業界全般。総合建築業、建築施工会社、ハウスメーカー、建築設計事務所、住宅設備会社など、専門的な知識と技術を生かせる分野がたくさんあります。また職種も設計から企画、施工管理など、自分の特性に合った仕事を選択することが可能です。
建築物には、人々が快適に暮らせる環境づくりが欠かせません。デザインにも、使いやすさや安全性、健康面への配慮など、多角的な視野が必要です。本科では、ユニバーサルデザインや住宅デザインなど、快適性を生み出す技術や知識を修得。これからの時代、もっとも注目される最優先分野を学びます。